Tsubaki.3レビュー:アニメ・漫画・料金・NSFW【2026】
PixAI Tsubaki.3の特徴、料金、無料枠、NSFW制限、API、利用者の体験を解説。Tsubaki.2からの改良やNiji 7・NovelAI V5との違いも比較します。
Tsubaki.3は、オリジナルキャラクター、漫画の下書き、文字入りイラストを、生成から修正までブラウザで作りたい人に向くモデルです。 注目したいのは画質だけではありません。参照画像、自然な文章による編集、配色指定、文字描画を組み合わせられる点が、制作上の魅力です。ただし、人物の細部やセリフが一度で必ず正しくなるわけではありません。
PixAIは2026年9月16日に正式リリースを発表しました。公式紹介ページとモデルページから利用できます。本稿は公開仕様と制作者の体験記を検討したレビューであり、同条件での独自ベンチマークではありません。情報確認日:2026年9月23日。

Tsubaki.3とは?どんな制作に向いている?
Tsubaki.3は、PixAIのアニメ表現を軸としたマルチモーダル画像生成モデルです。技術レポートでは、テキストからの生成と、画像を文脈として使う生成を共通の仕組みで扱っています。使う側にとっては「このキャラクターを別の場所に置く」「衣装を変える」といった指示につながります。
正式発表の主な改善点は、多言語の文字、漫画のコマ割り、複数人物、カラーパレット、画像参照です。スマート参照では最大3枚の画像を指定できます。同時発表のTsubaki Videoは動画向けの別機能なので、その割引率を静止画の料金と混同しないようにしましょう。
| 用途 | 便利な点 | 確認したい点 |
|---|---|---|
| オリキャラの設定案 | 表情・衣装・参照画像を使った展開 | 顔、装飾品、衣装の細部の変化 |
| 漫画・ウェブトゥーンの下書き | コマ、人物、セリフをまとめて生成 | 読む順番、誤字、前後のつながり |
| 表紙・ポスター | 配色と文字を含めた構図づくり | 文字校正、印刷に必要なサイズ |
| 既存イラストの修正 | 普段の言葉で変更箇所を指示 | 指定していない部分の描き直し |
厳密な形状が必要な商品写真や、設定画どおりに揃えるゲーム素材では、修正工程を見込むのが現実的です。優れた作例があることと、全画像で同じ精度を保証できることは別です。
Tsubaki.2から何が変わった?Flashとの違いは?
モデル説明では、約400万画素の2K生成、長い指示への追従、画像内の文字描画の改善を案内しています。同じ解像度ならTsubaki.2と同程度の速度という説明もありますが、これはメーカーの比較です。本稿で秒数を測定したものではなく、高解像度や混雑時の待ち時間は別に考える必要があります。
制作では、配色やキャラクター・画風の参照を使えることが重要です。旧プロンプトも使えますが、同じ文章なら同じ顔や絵柄になるとは限りません。既存作品を移行する際は、代表的な数枚で調整しましょう。
Tsubaki.3 Flashは高速化した派生モデルです。公式は細かな質感がやや控えめになる可能性を説明しています。構図の検討にはFlash、最終候補には通常版という使い分けが考えられます。ただし、両方の結果と消費クレジットを見て判断してください。
料金・無料クレジット・実際の制作コスト
公式会員資料に記載された基準価格は次のとおりです。キャンペーン中の購入確定額を保証する表ではありません。年払い欄は年間契約の月額換算で、その額を毎月支払う契約とは異なります。
| プラン | 月払い・米ドル | 年払いの月額換算・米ドル | 毎月のボーナスクレジット |
|---|---|---|---|
| Free | $0 | $0 | 有料プランの月次付与なし |
| Starter | $9.99 | $7.99 | 300,000 |
| Plus | $29.99 | $22.99 | 1,000,000 |
| Premium | $49.99 | $35.99 | 2,000,000 |
円換算の目安:Starter/Plus/Premiumの月払いは約 ¥1,573 / ¥4,721 / ¥7,869。ExchangeRate-APIの2026年9月23日の参考レートで米ドル価格を換算した概算で、日本向けの正式価格ではありません。税・決済手数料・キャンペーンは含めず、購入画面の円表示を優先してください。

クレジット案内では、通常の無料デイリー受取は10,000クレジットです。受取操作が必要な枠を、未受取の日まで自動で積み上がるものとして計算しないでください。有料会員は月次付与に加え、デイリー受取も増えます。
消費量の説明によると、モデル、サイズ、一度に作る枚数、追加ツール、優先度などでコストが変わります。生成ボタン付近の表示を確認しましょう。予算は「使った全クレジット÷採用できた画像数」で考えると、再生成や修正の負担も含めて比較できます。
4周年キャンペーンは2026年9月17日~10月20日。期間限定の無料生成や会員割引は、通常の無料枠とは分けて確認してください。更新時の価格と支払期間も重要です。
プロンプトと文字描画:最初の試し方
公式の実践ガイドでは、画風、場面、人物、文字、レイアウトの順に整理する方法を勧めています。精密な制御には英語、日常的な生成には自分の言語とPrompt Helperという使い分けが示されています。複数人は名前と位置を指定すると、服装や特徴の混同を確認しやすくなります。
以下は本稿で用意した練習用の指示です。生成成功率を測定したプロンプトではありません。
落ち着いた青緑と暖かいオレンジを使ったアニメ調の表紙イラスト。
静かな書店に、成人のオリジナルキャラクターが2人いる。
アキ:短い黒髪、緑のジャケット。画面左で本を持って立つ。
レン:長い赤茶色の髪、クリーム色のセーター。画面右で座って読書する。
午後の柔らかな窓明かり。人物をはっきり分けた少し広めの構図。
上部に「秋の物語」と正確に表示。それ以外の文字は入れない。
タイトルの周囲には十分な余白を残す。 まず人物の左右と服装を確認し、次に文字を一文字ずつ校正します。修正では「背景を雨の夕方に変える」のように変更を絞り、残したい特徴も明示してください。日本語を描けることと、長いセリフまで無修正で使えることは同じではありません。
メディアとユーザーの体験から見える長所・弱点
電撃オンラインの記事は生成例を掲載し、表現の幅に言及しています。ただし記事にはPixAI提供と明記されています。可能性を見る資料として有用ですが、独立した比較テストとは区別する必要があります。
つぎいと設計室の9月19日の体験記では、背景を変えても人物らしさは残る一方、衣装やポーズの細部に変化が見られました。「背景だけ」と頼んでも、人物が完全に固定されるとは限らないという実用的な指摘です。一例なので、モデル全体の失敗率までは判断できません。
Redditの制作例では、Tsubaki.3とLoRAを使い、さらに別モデルで仕上げています。コミュニティでの活用は確認できますが、最終画像の品質をすべてTsubaki.3の成果と見なすことはできません。公式ギャラリーも参考になりますが、採用されなかった生成結果の数は分かりません。
Niji 7・NovelAI Diffusion V5と比較
以下は制作環境の違いを整理した比較で、同一プロンプトによる順位表ではありません。
| モデル・サービス | 選ぶ理由 | 料金・制限の注意点 |
|---|---|---|
| Tsubaki.3/Flash | 参照、編集、配色、コミュニティをまとめて利用 | 設定でクレジット消費が変わる |
| Midjourney/Niji 7 | アニメ向けモデルとMidjourneyの制作環境 | 月額$10から。GPU時間などはプラン別 |
| NovelAI Diffusion V5 | キャラクターや漫画向けの別の有力候補 | 月額$10/$15/$25。V5のOpusには利用上限 |
MidjourneyのNijiの説明と料金表で対象機能を確認できます。ガイドラインはSFWを求めているため、成人向け表現の自由度を前提に選ぶサービスではありません。同じキャラクターの課題を与え、自分の好みと修正のしやすさで比べましょう。
NovelAIの現行モデル案内はV5を掲載しています。V4.5だけを比較対象にすると最新状況を反映できません。FAQには3段階の月額料金と、V5でのOpus利用上限が説明されています。最新モデルを無条件の無制限生成と紹介するのは不正確です。

NSFW対応と商用利用の注意点
PixAIは無制限のNSFWサービスではありません。コンテンツ規則には18歳以上の確認、センシティブ作品の公開範囲の制限、リアル系のセンシティブ表現や未成年の性的表現の禁止が記されています。生成できる能力と、生成・共有が許される範囲は分けて考えましょう。
公式ページでは規約に従った商用利用を案内していますが、他者のキャラクター、商標、参照画像の権利まで許可されるわけではありません。仕事で使う場合は、利用できる素材から始め、モデルや素材の条件を確認してください。
APIはある?ローカルで動かせる?
開発者向けの公式入口はPixAI Platformです。v2画像生成API資料には、一部パラメーターの対象としてTsubaki.3系列が明記されています。APIキーと非同期タスクを使う方式なので、対象バージョン、利用権限、課金条件を確認してから組み込みましょう。
注意点は、公開API仕様のサイズ選択肢が1K/1.5Kなのに対し、Web向けモデルは2Kを案内していることです。Webの仕様をそのままAPIでも使えると判断しないでください。モデルページのIDと、リクエストに必要なモデルバージョンIDも同一とは限りません。
公式のTsubaki.3重み配布やローカル実行パッケージは確認できませんでした。同名のコミュニティモデルを混同しないことが重要です。技術レポートで公開されているTaggerは別の部品で、画像生成モデル自体のオープンソース化を意味しません。
評価とよくある質問
キャラクター案、漫画の下書き、文字入りレイアウトを繰り返し調整するなら、Tsubaki.3は試す価値があります。無料クレジットから始め、Flashと通常版を比較し、採用までの修正コストを見て有料プランを選ぶのがおすすめです。
無料で使える?
無料クレジットの獲得方法があります。ただし高解像度で無制限に生成できるわけではなく、設定ごとの消費量を確認する必要があります。
日本語のセリフは正確?
文字描画の改善は公式の特徴です。それでも誤字、句読点、読む順番は確認し、文字量の多いページでは必要に応じて組み直してください。
Tsubaki.2からすぐ乗り換えるべき?
使い慣れた設定を残し、同じ題材で比較しましょう。新しい制御機能は便利ですが、人物や画風の解釈が変わる可能性があります。
Flashだけで十分?
速度を優先するなら有力です。公式が細部の質感とのトレードオフを説明しているため、最終出力も見比べて判断してください。
ComfyUIでローカル実行できる?
公式のローカルパッケージは確認できません。API経由のワークフローと、自分のGPUでモデルの重みを動かすことは別です。