Spotifyでダウンロードした曲はどこ?保存場所とMP3に書き出せない理由
Spotifyのダウンロード保存先をWindows・Mac・iPhone・Android別に解説。MP3へ書き出せない理由、キャッシュとの違い、容量の減らし方も紹介します。
Spotifyで曲をダウンロードしたのに、パソコンの「ダウンロード」フォルダに見当たらない。それは保存に失敗したとは限りません。Spotifyのダウンロードは、アプリ内でオフライン再生するためのデータです。曲を聴くなら「マイライブラリ」、容量を確認するなら「設定」を開きます。
Spotifyの配信曲を、公式機能でMP3ファイルとして書き出すことはできません。保存先を変えたり、キャッシュをコピーしたりしても、ほかのプレーヤーへ移せる音楽ファイルにはなりません。まず「ダウンロード」「キャッシュ」「自分で用意した音源」を分けて考えると迷わずに済みます。
最初に確認:探しているのはどのデータ?
| データの種類 | 確認する場所 | 用途 |
|---|---|---|
| Spotifyで保存したアルバム・プレイリスト | アプリのマイライブラリ | Spotify内でのオフライン再生 |
| 再生用キャッシュ | 設定のストレージ | 再生を円滑にする一時データの管理 |
| 別途入手したMP3など | 元の保存フォルダ/ローカルファイル | 自分の音源を再生 |
ダウンロードした曲をアプリで見つける
音楽を探すときは、ファイル管理アプリではなくSpotifyを開きます。音楽のダウンロードにはPremiumが必要です。無料プランでダウンロードできるのはポッドキャストです。公式ヘルプでは、最大5台のデバイスに各10,000曲、保存を維持するには少なくとも30日に1回オンラインにする必要があると案内されています。
iPhone/Androidでは「マイライブラリ」を開き、ダウンロード済みのフィルターから目的のアルバムやプレイリストを選びます。パソコンではライブラリ内のプレイリストを開き、ダウンロード完了のマークを確認してください。ライブラリに追加しただけでは、音声のダウンロードは完了していません。
未保存ならオンラインの状態でダウンロード矢印を押します。1曲だけ保存したい場合は、先にその曲をプレイリストへ追加します。旅行前は処理完了を待ち、実際にオフラインで再生できるか確認しておくと安心です。

Windows・Mac・iPhone・Androidの保存先
Windows / Mac
Windows/Mac:デスクトップアプリのプロフィール画像から「設定」を開き、「ストレージ」まで移動します。データの保存先を確認したい場合は、自分のアプリに表示される場所を基準にしてください。現在の公式ヘルプでは、保存場所の変更はキャッシュを別の場所に置くための操作として説明されています。MP3の書き出しではありません。インストール方法が違う他人のフォルダパスを、そのまま当てはめる必要もありません。
iPhone
iPhone:公式ヘルプによると、ダウンロードした音楽は端末内に暗号化して保存されます。再生はSpotifyから、容量管理は設定から行います。「ファイル」アプリのSpotifyフォルダに入れられる自分の音源と、Premiumのダウンロードは別物です。
Android
Android:プロフィール画像 →「設定とプライバシー」→「データの節約とオフライン」→「ストレージ」を確認します。利用可能なSDカードがある端末では保存先を選び、「続行」で移動できます。SDカードを使えない端末では、この選択肢が表示されない場合があります。SDカードへ移しても通常のMP3プレーヤー用データにはなりません。
端末全体の容量はOS側のストレージ設定も確認しましょう。アプリ本体、一時データ、オフライン音源は別々に容量を使うため、Spotifyの使用量がプレイリストだけのサイズと一致するとは限りません。

MP3に変換・書き出しできる?
配信曲のダウンロードをMP3として書き出す公式機能はありません。Spotify CommunityのSpotify Starによる回答(Spotify社員の回答ではありません)でも、ダウンロードしたコンテンツはSpotify内で利用するもので、別のプレーヤーへ移せる一般的なファイルではないと説明されています。矢印マークは「アプリでオフライン再生できる」という意味です。
そのため、保存フォルダをUSBメモリへコピーしても、カーオーディオ用のMP3集にはなりません。また、プレイリストのエクスポートができるサービスでも、出力が曲名やリンクの一覧だけという場合があります。音源そのものが出力されるのかを区別してください。
車で聴く目的なら、対応するSpotifyの再生接続を使う方法を検討します。USBの音楽ファイルしか扱えない機器で聴きたい場合は、ファイルを提供する配信元から別途入手するのが分かりやすい方法です。
曲が消えた・容量が足りないときの確認順
まず、ダウンロードしたアカウントでログインしているか、音楽のオフライン再生に必要なPremiumが有効か、この端末でダウンロードが完了しているかを確認します。別端末にもプレイリストが表示されることと、音源が保存済みであることは同じではありません。
不要なオフライン音源は、アルバムやプレイリストのダウンロードボタンから削除します。一時データを整理する場合は、ストレージのキャッシュ削除を使います。「すべてのダウンロードを削除」と取り違えないよう、確認画面を読んでから実行してください。
曲が消えた場合は、30日を超えてオフラインだったか、再インストールしたか、5台の上限を超えたかを確認します。公式ヘルプはアプリの古さやSDカードの不具合も原因に挙げています。空き容量は少なくとも1GBが推奨されますが、大量に保存するならさらに必要です。
再インストールは再ダウンロードが必要になるため、まず更新と再起動を試しましょう。出発直前に再インストールすると、必要な曲を戻す時間が足りなくなることがあります。
音楽ファイルそのものが必要な場合
持ち運べるMP3が必要なら、音源ファイルのダウンロードに対応した音楽ストアやアーティストの配布ページを選びます。無料配布でも利用条件を確認し、形式がMP3なのかWAV/FLACなのかも見ておきましょう。聴き放題の契約と、ダウンロード音源の購入は別です。
手元にある音源はSpotifyの「ローカルファイル」で再生できます。パソコンでは設定のライブラリでローカルファイル表示を有効にし、ソース追加からフォルダを指定します。スマートフォンでは「設定とプライバシー」→「アプリとデバイス」でローカル音声ファイルを有効にし、必要なアクセスを許可してライブラリから開きます。
元の音源ファイルは別途保管しておきましょう。この機能は手元の音源を取り込むためのもので、Spotifyの配信曲を書き出す機能ではありません。実際に保存できる音源を探すなら、無料音楽ダウンロードサイトのガイドも参考になります。

よくある質問
無料プランでも曲をダウンロードできる?
配信されている音楽のオフライン保存にはPremiumが必要です。公式ヘルプでは無料プランのダウンロード対象はポッドキャストとされています。
Premiumを解約してもダウンロード曲は残る?
買い切りの音源としては残りません。無料プランへ移行すると、Premiumの音楽オフライン再生を前提にした使い方はできません。フォルダを保存しても利用権は維持できません。
iPhoneの「ファイル」にSpotifyフォルダがあるのはなぜ?
自分で用意した音源の取り込みに使えるためです。配信曲の暗号化されたダウンロード保存先とは混同しないでください。
拡張子を.mp3に変えれば再生できる?
いいえ。名前の変更は音声形式の変換ではありません。
容量を空けるなら何を削除する?
もう聴かないオフライン音源はダウンロードを削除し、一時的な再生データはキャッシュを整理します。知らないシステムフォルダを消すより、アプリの操作から進めましょう。
曲を聴くならマイライブラリ、容量を空けるならストレージ設定へ。別のプレーヤーへ移せるファイルが欲しい場合は、Spotifyのダウンロードとは別に、音源ファイルを提供する配信元を選びましょう。