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【2026年版】ワイヤーフレームツール10選(デザイナー推薦)

ワイヤフレームツール

ワイヤーフレームは、色やアニメーション、詳細なUIに入る前の「設計図」です。構造、ユーザーフロー、機能を素早く固めることで、チームの認識を揃え、開発の無駄を減らします。UXデザイナー、プロダクトマネージャー、創業者、エンジニア——どの立場でも、目的に合ったワイヤーフレームツールを使うだけで、明確さと協力、スピードが劇的に向上します。

数十のツールを実際のワークフローで検証した結果、ここでは2026年のベストワイヤーフレームツール10選を紹介します。使いやすさ、コラボレーション機能、忠実度の幅、学習のしやすさ、現代のプロダクトチームへの適合性を基準に評価しました。

簡単比較:最適なワイヤーフレームツールまとめ

ツール最適な用途対応プラットフォーム忠実度コラボレーション無料プラン
Figma現代チーム&スタートアップWeb低 → 高優秀あり
Balsamiq素早い低忠実度アイデア出しWeb、デスクトップ基本的トライアル
SketchmacOSデザイナー向けmacOS中 → 高中程度トライアル
Adobe XDAdobeエコシステム利用者向けWindows、macOS中 → 高良好あり
Axure RP複雑なUXロジックWindows、macOS高度トライアル
Whimsical迅速なフローダイアグラムWeb低 → 中優秀あり
Moqupsオールインワンの計画ツールWeb低 → 中良好あり
UXPinデザインからコードへWeb強力トライアル
Wireframe.ccミニマリスト向けWeb限定的あり
FramerインタラクティブなプロトタイプWeb良好あり

1. Figma — 協働に強い業界標準ツール

最適な用途:チーム作業、リアルタイムコラボレーション

figma wireframe tool

メリット

  • リアルタイムで複数人が同時編集可能
  • ブラウザ上でそのまま作業できる
  • テンプレートやコミュニティ資産が豊富

デメリット

  • 機能が多く、最初は圧倒されることも

Figmaは現代のプロダクトチームで事実上のスタンダードです。最大の強みは「デザインとコラボレーションが同時にできる」点で、デザイナー、PM、エンジニアが同じファイル上でコメントや編集を行い、バージョンの混乱を減らせます。

ワイヤーフレーム作成では、シンプルなグレースケールのスケッチからそのまま高忠実度デザインへと段階的に移行できる柔軟さがあります。プラグインやUIキットも豊富で、反復作業を大幅に短縮できます。学習は必要ですが、得られる価値は大きいでしょう。


2. Balsamiq — 低忠実度ワイヤーの定番

最適な用途:素早い発想出しと初期設計

Balsamiq

メリット

  • 直感的で誰でも扱いやすい
  • 見た目が粗いので議論の焦点がズレない

デメリット

  • 高忠実度デザインには向かない

Balsamiqはスケッチ風のUIで、早期段階で不要なビジュアル議論を避けたいときに最適です。レイアウトや階層、ユーザーフローに集中させたい場面で有効で、非デザイナーも違いが理解しやすい点が強みです。

ワークショップやステークホルダー向けのプレゼンに向いており、用意されたコンポーネントで素早くワイヤーフレームを作れます。機能は限定的ですが、それが目的にかなうことも多いです。


3. Sketch — macOS中心の定番ツール

最適な用途:macOSでの詳細デザイン作業

sketch

メリット

  • 洗練されたインターフェースで使いやすい
  • シンボルやプラグインが充実

デメリット

  • macOS限定で、リアルタイムコラボは弱め

かつてデザインの代名詞だったSketchは、今もmacOSユーザーには根強い支持があります。ピクセル単位の制御や再利用可能なシンボルが強みで、細部にこだわるデザイナーには使いやすい環境です。

最近はクラウド共有機能が改善され、コラボレーションの幅も広がりましたが、Figmaほどのリアルタイム性はまだ及びません。ソロや小規模チームで高い生産性を求める場面に向いています。


4. Adobe XD — Creative Cloudと親和性の高い選択肢

最適な用途:Adobe製品を日常的に使うチーム

Adobe XD

メリット

  • PhotoshopやIllustratorとの統合がスムーズ
  • 手軽にプロトタイプを作成できる

デメリット

  • アップデートやエコシステムの勢いがやや控えめ

Adobe XDは既存のAdobeワークフローに自然に組み込める点が魅力です。コンポーネントやレスポンシブ機能によりレイアウト調整が楽で、早期のユーザーフロー検証にも適しています。

ただしコミュニティやプラグインの数はFigmaほど多くなく、長期的な拡張性を重視するチームは慎重に判断すると良いでしょう。


5. Axure RP — 複雑なUXを再現するための本格派

最適な用途:エンタープライズ向け、条件付きロジックが必要な場面

Axure RP

メリット

  • 複雑なインタラクションと条件分岐を実装可能
  • エンタープライズ向けの機能が充実

デメリット

  • 学習コストが高く、価格もやや高め

Axure RPはコードを書かずに高度なロジックや変数、動的なコンテンツを組み込めるため、複雑なダッシュボードや業務系アプリのプロトタイピングで威力を発揮します。ほぼ実用レベルのプロトタイプを作り、ステークホルダーに確認してもらえる点が大きなメリットです。

一方でシンプルなサイトやランディングページには過剰で、導入にはスキルとコストの投資が必要です。


6. Whimsical — 直感的でスピーディなワイヤーフレーム作成ツール

最適な用途:PMやチームのブレインストーミング、フローチャート作成

Whimsical

メリット

  • 操作が非常に速く、直感的
  • 画面がシンプルで集中しやすい

デメリット

  • 高度なデザイン機能は限定的

Whimsicalはワイヤーフレームとフローチャート、ブレインストーミングの利便性を兼ね備えています。リモートワークのワークショップや早期のアイデア共有にぴったりで、非デザイナーでもすぐ使える点が魅力です。

細かなアニメーションや高忠実度デザインには向きませんが、初期検討や意思決定を速めたい場面では非常に効果的です。


7. Moqups — 計画から共有まで一元管理できるツール

最適な用途:プロダクト計画、クロスファンクショナルな共同作業

Moqups

メリット

  • インストール不要のウェブベース
  • リアルタイムコラボとコメント機能が使いやすい
  • テンプレートとコンポーネントが豊富

デメリット

  • 複雑なインタラクションには弱い
  • 大規模ファイルでパフォーマンスが落ちることがある
  • エコシステムはやや小規模

Moqupsはワイヤーフレーム、図解、簡易プロトタイプを一つの場所で管理したいチームに向いています。計画段階で必要な資料をまとめて作れるため、ツールを切り替える手間が減ります。

ただし最終的なビジュアルデザインを仕上げる用途には限界があり、計画・共有ツールとしての役割が主です。


8. UXPin — デザインとコードの橋渡しをするツール

最適な用途:デザインシステム構築、インタラクティブなUX設計

UXPin

メリット

  • 高度なインタラクション設計が可能
  • デザインシステムの運用に向いている

デメリット

  • 基本ツールよりコストが高め

UXPinはReactコンポーネントのような実際のコード要素をプロトタイプで使えるため、デザインとエンジニアリングのギャップを縮めます。ワイヤーフレームから実際の挙動に近いプロトタイプまで移行しやすい点が強みです。

操作はやや複雑ですが、デザインシステムを長期運用するチームにとっては大きな価値をもたらします。


9. Wireframe.cc — 余計なものを削ぎ落としたミニマルツール

最適な用途:ミニマル志向、基本の構造検証

Wireframe

メリット

  • 非常にシンプルで気が散らない
  • 素早く基本的なワイヤーフレームを作れる
  • 学習コストほぼゼロ

デメリット

  • 機能はごく限定的
  • プロトタイピングや高度なインタラクションは不可
  • コラボレーション機能も最小限

Wireframe.ccは余計な装飾を省き、レイアウトと階層に集中できる環境を提供します。学習や導入に時間をかけたくない場面、教育用途や初期の検証に向いています。

制約が明確なので、目的に合えば非常に効率的です。


10. Framer — インタラクティブ体験を作るならこれ

最適な用途:動きや挙動を重視したプロトタイプ作成

framer

メリット

  • インタラクティブ性が高い
  • 強力なアニメーションとトランジション

デメリット

  • 非デザイナーには学習が必要な場合がある

Framerはワイヤーフレームから本格的なインタラクションまでシームレスに作れるツールです。画面の動きやロジックを段階的に追加していくことで、ほぼ実際の製品に近い体験を早期に検証できます。

超低忠実度のスケッチ用途には向きませんが、動きや操作感が中心の設計課題には最適な選択です。


最終結論:自分のワークフローに合ったツールを選ぼう

「絶対的にこれがベスト」というツールはありません。重要なのは自分たちのワークフロー、チーム構成、プロダクトの性質に合うかどうかです。

  • Figma:協働と拡張性を最優先するなら第一候補。
  • Balsamiq:早く自由にアイデアを出したい初期段階に最適。
  • AxureUXPin:複雑なロジックや設計の再現が必要なときに。
  • WhimsicalWireframe.cc:スピードと明快さを重視する場合に有効。

最適なツールは作業の摩擦を減らし、思考を邪魔しません。ワイヤーフレームは思考を形にするための道具です。ツール選びは、その道具が自分たちの思考をどれだけスムーズにするかで判断しましょう。

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